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背景色による色の再現の違い・濃度差

背景色による色の再現の違い

⇒同濃度の色でも背景色により色の再現が異なることがあります。

背景色による色の再現の違い 上の拡大イメージから確認できますように同濃度の色でも暗い背景のほうがより薄く再現されます。
また、明るい背景の方が暗い背景より、同濃度の色でも明度対比により、より濃く見えることもあるためデザインをする際にはご注意してください。

濃度差が少ないとき

⇒25%~30%程の濃度差をつけてください。

ファイル⇒ドキュメントのカラーモード⇒CMYKカラー

最低25%~30%程の濃度差をつけることを推奨します。 データ作成時にディスプレイでは濃淡の違いがはっきりと見えていても、実際に印刷してみると、ディスプレイで見られる程の濃淡の差が表現できないことがあります。特に、用紙にPP加工など塗工処理が施されていない用紙では、その差が特に出にくくなる傾向があります。そこで濃淡の差をはっきりさせたい場合は、最低25%~30%程の濃度差をつけることを推奨しております。

ベタ塗りのデザインなどは特に濃淡の差が出にくいので、しっかり差をつける事をお勧めします。

ディスプレイでのイメージと印刷物の色違い

⇒データ作成中のディスプレイはRGBカラーで出来ています。

【CMYKモードでデータを作成しても…】

ディスプレイはRGBカラーで出来ています。 データ作成時のディスプレイ画面では黒色ははっきりと違いがわかりますが、実際に印刷された黒色は違いがわかりにくくなっています。これはデータ作成時にCMYK色で作成ですが、実際にディスプレイに映る色はRGBで再現されているからです。そのためディスプレイ上ではしっかりと違いをつけたつもりが実際に印刷してみると違いがわかりにくくなることがあります。そのため最低25%~30%程度の濃度差をしっかりつけることを推奨しています。

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